MLMと自由なビジネスのリスク

MLMのビジネスでは、普通の会社勤めのように誰かに雇われている訳ではありません。

いつ、どれだけ、どんな風に仕事をするかということは殆ど個人の自由なので、「いつかはMLMで独立してサラリーマンを辞めたい!」という動機で参加してくる人も多いようです。

しかし、自由なMLMでは、その自由なりのリスクがいくつかあります。
その一つが、ビジネスとしての統制に関するリスクです。

「命令」が存在しないMLM

MLMではダウンライン勧誘活動によって自分の下位に登録された会員。 、アップラインという会員の間でのつながりはありますが、一般的に雇用契約という考え方が無いため、それぞれに権力上の上下関係というものが存在しません。

グループで活動していれば先輩・後輩というような習慣による上下関係は有っても、個々のメンバーの実績を評価したり、報酬を支払うのは会社だけ。

上司もいなければ部下もいない、いわば個人事業主の集まりのようなものです。

これは自由な雰囲気という魅力的な長所を持つ反面、「業務命令」や「権力による統制」が使えないという大きな欠点も抱えていることになります。

自由行動のリスク

だから、以前にブログに書いた『暴走したMLMメンバーの話』のように、自分がリクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 して仲間に引き入れたディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 が会社との規約に違反した(あるいはその可能性がある)行動に出たとしても、それを強制的に止めさせたり、懲戒処分のようなペナルティを課すことは出来ないのです。

MLMと統制のリスク

しかも、他人の行動を制限する権限が無いからといって、責任を取らなくてもいいかというと、必ずしもそうではありません。

例えば、あなたのダウンライン勧誘活動によって自分の下位に登録された会員。 としてMLMに入会したディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 が、強引で中途半端なセールストーク全開で共通の友人を訪問して回ったりすれば、人間関係が崩壊したり、せっかくのチャンスを潰してしまう事になるかもしれません。

また、上記の『暴走したMLMメンバーの話』での一件のように、グループで活動をしている中で特定のメンバーが会社の規約に違反する行為を行なえば、その処分を受けるのは違反行為を行なった本人だけで済むという保障は無いのです。

MLMでビジネスを拡大させて行くためには、「会社」という後ろ盾のない状況でも人を統率できなくてはなりません。

そういう意味では勤め人以上の人望、そしてマネジメント能力が必要になってくる働き方と言えるでしょう。

※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。

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