MLMでは自分で商品を売った利益以外にも、築き上げたダウンラインで発生した売上から継続的に収入を得られるのが大きな魅力です。
そのため、自分の直接的な労働以外からも報酬が得られるという意味で「MLMでは印税型収入が得られる」とアピールされていたりもします。
しかし、MLMのダウンラインというものは、ある時突然崩壊を始める事があるので注意が必要です。
一般的なビジネスの世界では、何か商品やサービスを購入するお客さんが、その商品はサービスに「お金を出すだけの価値がある」と判断して、初めて契約が成立するのが普通です。
中にはそのお店の店主が好きだからとか、アフターサービスが充実しているからといったような付加価値を理由に購入する場合もありますが、そういった場合はその付加価値がなくなればお客さんは購入を止めてしまうでしょう。
MLMでは、「参加する事で儲かりそうだから」「ビジネスになるかもしれないから」といった理由が付加価値となって売上が上がってくることも多いのです。
あるディストリビューターは、
「商品の向こう側に高級外車や南の島でのバカンスが見えるからこそ、MLMの商品が売れるんだよ」
なんて言っていましたが、これはいわば「不純な動機」と言えると思います。
『ピラミッド式収入のウソ』のコンテンツに書いたように、MLMに参加した人のほとんどがドロップアウトしていくわけですから、ビジネスとしての魅力を付加価値とした売上は、やがて大幅に少なくなってしまうでしょう。
販売ネットワークの末端にいるディストリビューターがドロップアウトすると、その上にいるディストリビューターやる気を失い、そうするとその上の人もまた・・・と短期間のうちにダウンラインが崩壊していく事は、決して珍しい事では無いのです。

管理人自身、「売上が増えた!」と喜んでいたのもつかの間、翌月には5分の1にまで減少したという苦い経験を持っていますが、MLMで成功するにはそんな逆境にめげないだけのパワーが必要なのだと思います。
つまり、MLMによって得られる収入も他のビジネスと同様に、決して将来を約束されたものでないということです。
売上を維持していくだけでも、新しいダウンラインをどんどん作っていく努力が必要になるでしょう。
更に収入を増やしたり、お金持ちになりたいというような高い目標を持っている場合は、それに見合っただけの成果を上げて行かなければなりません。
決して「リクルートが苦手でも、何人かの友人を誘えればOK」などという甘い世界ではないのです。
※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。
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