耐久消費財の落とし穴

仕事をする上で、扱うことになる商品やサービスの性質を見極める事が重要なのは言うまでもありません。

MLMの商品にも色々な種類がありますが、特に耐久消費財を商品としている場合は参加する前に充分な注意が必要です。

耐久消費財とは

耐久消費財とは消耗品ではなく、繰り返し使用できる物を指す言葉です。
例を挙げるなら自動車や自転車、家電製品などが耐久消費財に当たります。

これらは、事故や故障などのハプニング(確率論的に言えばいつかは起こりうることですが)が無い限り、買い換えずにずっと使いつづける事が可能なものです。

耐久消費財の落とし穴

これに対して消費財と呼ばれる食料品や衣服、洗剤や化粧品といったようなものは、使えば使っただけ消耗して無くなったり痛んだりするので、また新しいものを購入する必要があります。

耐久消費財が商品だと・・・

MLMの商品で一番多いのは、何と言ってもサプリメントや化粧品の類でしょう。

これは本来MLMが「使ってみて良かったから人に薦める」という口コミを基本としている事や、一度お客さんになってもらえば継続的な注文が見込める事などが主な理由です。

これに対して耐久消費財の方はそうそう買い替える機会の無いものです。

普通は何年にも渡って使用しますから、一度買ってもらえても次に需要があるのは数年後。

そのため、売上を上げるためには常に新しい顧客を開拓する必要があります。

中には、
・浄水器+消耗品であるフィルター
・健康器具+消耗品である交換部品
というような仕組みで消耗品部分の継続的な売上を確保できるようになっている場合もあります。

しかし、消耗品のみを商品としているMLMと比較すると、最初に購入する時の金額がどうしても大きくなるのが難点です。

「売り逃げ」ビジネスに注意

同じ人から何度も買ってもらうのが難しい反面、売上単価の高い耐久消費財のMLMは、「粗悪品を売りつけてあとは知らん顔」という悪徳商法に度々利用されてきました。

例えば高額な羽根布団、超音波式の健康器具などは、消費者側の無知に付け込むことによって安物を高額で売りつける事例が度々報道されたので、ご存知の方も多いでしょう。

特に最近は家電製品などの価格競争が激しくなって利益率が低下しているので、耐久消費財がMLMの商品として成り立つこと自体が難しくなってきているのではないかと思います。

知らないうちに「売り逃げ型悪徳商法」に荷担しないように、十分注意してください。

※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。

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