MLMが問題視される主な理由

基礎知識編の3つのコンテンツ
「MLM・ネットワークビジネスとは?」
「ねずみ講とは」
「マルチ商法とは」
で述べたように、MLMというビジネスの形態は合法的なものですし、それ自体が悪という訳でもありません。

しかし、有名なMLM企業の名前でインターネット上を検索すれば、消費者とのトラブルや訴訟の例が山ほど出てきます。

これは、恐らくMLMというビジネスには、下手をすれば人を狂わせてしまう「魔力」のような性質があるからだと思います。その魔力について、ちょっと分析してみましょう。

誰でも気軽にビジネスに参加できる

一般的に会社を興したり新しいお店をオープンする場合は、入念な準備が必要です。

どんな事業内容にするかというところから始まって、見込まれる利益を計算したり資金を調達したり、その作業を行うに慎重な姿勢と心構えが必要になるでしょう。

銀行などの融資を受ける場合は、ビジネスプランが不十分だとスタートラインにすら立てない可能性もあります。

MLMが問題視される主な理由

これに対して、MLMでビジネスを始めるにはせいぜい数千円~数万円程度の資金があればよく、手続きも住所氏名を書いて押印をするくらいです。

これはMLMの大きな利点でもありますが、本来ならプロ意識が必要な世界に、安易な気持ちで飛び込む人が多いという事でもあります。

ビジネスに対する責任感が無い人は、
「絶対に儲かる」
などと根拠の無い事を言って友人をリクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 してみたり、逆に自分の意志で(あるいは内容をよく確認しないで)契約や仕入れをしたにも関わらず、
「儲かると言われたかのに損をした、騙された!」
と被害者意識を持ったりするので、これがトラブルの火種になることが多いのです。

ピラミッド式のシステムが射幸心を煽る

MLMでは一人が2人を、そしてその2人が4人を・・・という風に販売ネットワークを広げていくため、プランを説明された人が「少ない労力で簡単に儲かる」ように見えてしまうという特長があります。

このサイトのコンテンツを読んで頂ければわかるように、実際にはそんな上手い話はありません。
それでもいざお金がからむと、何かに取り付かれたようにMLMにのめり込み、周りとの人間関係を破綻させてしまう人も少なくないようです。

商品・サービスの価値が分かりにくい

MLMで販売されているのは大抵の場合、化粧品や健康食品、健康器具など、サービスとしては教材やセミナーの受講権利など、一見しただけではその価値が分かりにくい商品です。

だから「特別な価値がある」などともっともらしい説明を付け加えれば、法外な値段を付けても消費者に気付かれにくく、悪徳商法の温床になりやすいのです。

もちろん自社ブランドでマジメに商品を流通させようとしている会社もあるとは思いますが、MLMに関しては「まず疑ってかかる」くらいの慎重さが必要です。

※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。

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