MLM企業の未来

管理人も一時はMLMをビジネスとして行う事に情熱を燃やし、そしてその後に挫折したという苦い経験の持ち主ですが、僭越ながら今後のMLMがどうなっていくか?という事について考えをまとめてみたいと思います。

MLMの抱いた幻想?

管理人がMLMに心酔していたころ、親会社が加盟店舗をどんどん増やしていくというビジネススタイル(いわゆるフランチャイズ)の次に世の中に大きく広まるのは、MLMになるだろうと主張する人たちがいました。(今でもいるかもしれません)

そうなれば、現在MLMで扱われている日用品などに限らず、あらゆる販売物やサービス、公共料金などにも「紹介者ID」が入る時代が来るだろう、と。

しかし私は、これから先もMLMがビジネスの主流になることは無いと考えています。

MLMの未来は?

その根拠について、は以下の通りです。

中間マージンの減少

昔はお店に商品が並ぶまでには、メーカーから問屋に、そしてまたその下の問屋に・・・という流通経路があって、それぞれがマージンを取って商売していました。

しかし現在は、昔に比べてメーカー側が直接的なマーケティングや販売を行うようになり、店舗を持たないメーカーもインターネット上でのダイレクト販売を実施するようになりました。

消費者にとっては、原価価値の高いものが安い値段で手に入るようになったのです。

これに対してMLMでは紹介者、そしてその紹介者の紹介者という風に、何段階ものディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 がマージンを取らないとビジネスモデルとして成立しません。

MLMでは商品の値段の4割も5割ものマージンが上乗せされていることが普通ですから、商品の質と値段のバランスという面で非常に苦労すると思います。

口コミビジネスの限界

MLMの基本はディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 が口コミで商品販売網を広げていくところにあります。

しかし今は、インターネットで検索するだけで、誰でも商品・サービスの詳細や比較サイトなどの情報を仕入れることができます。

従って、扱っている商品やサービスに飛び抜けた魅力・長所が無い限り、販売者が主体となって口コミビジネスを展開するのは不可能に近いと言えるでしょう。

「営業マン割合」の限界

MLMで販売網を広げるためには営業マンとしての能力が必要不可欠ですが、「売り込みが苦手」という人が多いというのは昔から変わらない普遍の法則だと思います。

だから今後もMLMが大きく躍進すること、つまりディストリビューター販売・勧誘活動を行うメンバー。 として活動する人の数が大きく増えるということは恐らく無いでしょう。

結論

以上のことを合わせて改めて結論を考えるのであれば、現存する小さなMLMの会社は今後はどんどん淘汰されていく可能性が高いと思います。

大手に関しても今までどおり、時には「怪しい」などと言われながら、一部の愛用者と金銭欲に駆られたディストリビュータが細々と活動するビジネスモデルに留まることになるのではないでしょうか。

※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。

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